学びなおしブログ Re-learn

40代サラリーマンが会社に頼らず生きるための第一歩を話します。

読書・書評

北斗 ある殺人者の回心 石田衣良 サラリーマンの書評

高名な石田衣良さんの小説を 初めて手に取りました。 もちろん20数年前に流れていたドラマの 池袋ウェストゲートパークは欠かさず見ていました。 が、何故か、小生はいままで読んだことが ありませんでした。 ふと、目についた題名「北斗」を何気なく 読み始…

砂の王宮 楡周平 サラリーマンの書評

第二次世界大戦後、日本の立て直しに向け 活気に溢れる神戸の闇市で薬屋を営んでいた 塙が主人公の物語です。 おそらくダイエーの創業者である中内功氏が モデルでしょう。 // リンク ちなみに、ズルチンってご存知ですか? 甘味料です。むちゃくちゃ甘いん…

スリーパー 楡周平 サラリーマンの書評

事実は小説より奇なり・・ ということわざがあります。 楡周平先生の小説を読んでいると、 その反対の言葉が思い浮かびます。 小説が事実を語っているのでは?と。。 それくらい、このスリーパーという本は 日米、日中、米日、韓国、北朝鮮を巻き込んだ 諜報…

マスカレードナイト 東野圭吾 サラリーマンの書評

マスカレードホテルが、 木村拓哉さんと長澤まさみさん主演で 公開されて話題になりました。 その続編です。 舞台は、ホテルコルテシア東京で、また 主人公の新田が、ホテルマンに扮して 事件を解決に向かうというストーリです。 // リンク 社会人になって初…

ロシアを知る サラリーマンの書評

日本人にとってロシアは、 はっきり言って 北方領土の問題やら、 第二次世界大戦でのシベリア抑留やら これらが影響しているため、 マイナスのイメージが、どうしても 先行していますよね。 近くにロシア大使館があるのですが、 いまでも「北方領土を返せー…

君命も受けざる所あり―私の履歴書 渡辺恒雄 サラリーマンの書評

ナベツネさんの著書です。 そうです。 関西人、阪神タイガースを ひいきしている人間からすると、 その敵の読売の親分さんの著書です! というよりも、その巨人軍のオーナーという 一面しか知らなかったため、渡辺恒雄さんが どのような人物かを見定めるべく…

岩崎弥太郎「三菱」の企業論 ニッポン株式会社の原点 サラリーマンの書評。

これまで23年間の社会人経験において 三菱グループの方を仕事をすることは 少なかったのですが・・・ 今年の2月頃から、ひょんなことで 三菱グループとの濃密な形で仕事をすることになり、 驚きの目で、その立ち居振る舞いを見ております。 よく言うと、愛社…

「半沢直樹」倍返し!は、もはや伝統芸能の域に。。

すごいですね。TBS放映の「半沢直樹2」。 初回放送分から5回連続で20%越えの 視聴率が話題となっています。 シーズン1(といっていいのか)の放送時(2013年) と比較してみてください。 当時、そこまでYouTubeが生活に入り込んでました? 同じく、アマゾン…

アンドロメダ病原体 マイケルクライトン サラリーマンの書評

まず、この本が書かれたのが約50年前。 50年前にこういう発想をもっていたこと自身が 著者のマイケルクライトンの非凡さを感じさせます。 // リンク 著書として有名なのはもちろん 「ジュラシック・パーク」です 話としては、アリゾナ州の小さな町、人口48人…

雨の狩人 大沢在昌 サラリーマンの書評

ハードボイルド小説の紹介が続いてますが なんとなく、警察へのあこがれが止まらん・・感じです。 法の執行官としては、やはり最高位に位置する 役所ですからね。。 でも、今回のこの小説は、法でさばけない人間を 法に則らず始末する・・・。 // リンク 単…

獣眼 大沢在昌 サラリーマンの書評

未来を予測する能力って魅力的でしょうか? あったら便利だけど、実際問題その能力が 備わっていると怖いですよね。 怖い・・というか、生きる意味を見出せるか どうか?を自分としては思ってしまいます。 自分以外の他人についての予想ができれば これは、…

ボックス 百田尚樹 サラリーマンの書評

泣ける小説にいれてもいいくらいの 青春感動の小説です。 // リンク 主人公は、 優等生で勉強ができるけど喧嘩が弱い木樽と センス抜群だけどおちゃらけのカブちゃんです。 物語の目線は、それを見守る顧問の 新人女性教師という形で展開します。 男ってどう…

トリガー 真山仁 サラリーマンの書評

真山先生の著作は、自分で経験できないことを 本の世界の中で縦横無尽に表現してくれているので どの作品も、秀逸です。 re-learn.hatenablog.com もともとの出会いはもちろん「ハゲタカ」です。 ハゲタカは、こんな世界もあるんだ・・という 信じられないく…

遺言 闇社会の守護神と呼ばれた男、その懺悔と雪辱 田中森一 サラリーマンの書評

著者である田中森一氏をご存知でしょうか? 元検事で、大阪地検特捜部や東京地検特捜部にて 鬼検事として名を馳せ、1987年に弁護士へ転身 されてからは闇社会の番人として君臨された人物です。 イトマン事件の関連人物等の顧問弁護士としても 有名ですし、山…

水鏡推理 松岡圭祐 サラリーマンの書評

蓮舫議員がある委員会で仰った 「2位じゃダメなんですか?」 がむしろ正しいのでは? と思ってしまうような小説です。 舞台は文部科学省。 補助金、助成金をめぐっての悪だくみを 主人公の瑞希が、持ち前の知識を駆使して どんどん暴いていくという痛快な小…

探偵の鑑定Ⅰ、Ⅱ 松岡圭祐 サラリーマンの書評

万能鑑定士Qシリーズと、探偵の探偵シリーズが 合わさった最高傑作です。 // リンク 信念を持った女性同士 (莉子と玲奈)がダブル主演で えぐい金儲けをたくらむヤクザを一網打尽に するというストーリーです。 この先生は、若くて強い女性像を描くことに 掛…

泣ける小説おススメその4 勇者たちへの伝言 増山実

関西人は全員、タイガースファンじゃないの? ってな思い込みがあるやもしれませんが、 そうじゃありません。 僕は、いまはなき阪急ブレーブスのファンでした。 そのあとのオリックスブルーウェーブ時代も、 阪急の流れを組んでいたので応援してました。 で…

泣ける小説おススメその3 白い巨塔 山崎豊子

泣ける小説シリーズの三作目です。 小説もさることながら、ドラマが凄かった。 ドラマといっても、2000年代初頭に放映された 財前=唐沢寿明、里見=江口洋介のバージョンですが。 この小説はいうに及ばず、権力と欲そして、嫉妬を 描いた病院内の権力闘争が…

泣ける小説おススメその2 青狼記 楡周平

というわけで、本日も頑張っていきたいなと 思っているわけでございますが・・・。 泣ける小説のその2です。 青狼記です。20年前の小説です。 // リンク 中国の架空の国が舞台になっています。 これは、ネタバレになってしまいますが、なぜ 泣けたかという…

泣ける小説おススメその1 影法師 百田尚樹

泣ける小説シリーズを書いてみたくなりました。 日々、小説は読み続けています。このブログでも いろいろと紹介はしているのですが、なかでも これは感動・落涙したな・・という小説を4つご紹介 したいと思います。 その一つめは、百田尚樹氏の「影法師」で…

防諜捜査 今野敏 サラリーマンの書評

警視庁公安部の倉島警部補シリーズです。 公安部を書いた小説って、いろいろありますが、 そのなかでもシリアスながらも、とっつきやすい 今野敏先生の独特の書きかたに仕上がってます! 対ロシアとの闘い!を描いている小説ですが、 現実感あふれる切り口と…

高校生からわかる「資本論」 サラリーマンの書評

大学に入って一番戸惑ったこと。 それは、わたされた教科書の日本語があまりに難解なことでした。 社会学部だったのですが、いわゆる社会学の一番基礎となる部分の 講義に使用されたのが「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」。 いまだに読破して…

臨床心理 柚月裕子 サラリーマンの書評

最近この手の本(心理学)にどうしても目が行ってしまいますが 本屋で結構、山積みされていたので、思わず手にとって 購入してしまいました。 主人公である臨床心理士の佐久間美帆が、勤務先の病院で 二十歳の青年を担当することになります。 この青年は、凄…

任侠病院 サラリーマンの書評

人気の任侠シリーズです。 映画にもなりましたし、これぞ今野敏ワールドという 代表的な小説です!! 本当ならば、新しく出た任侠シネマの感想を 書きたいのですが、まだ読めてません。。。 任侠病院自体は、このシリーズの3作目ですが、 いわゆる昔の古き…

高校入試 サラリーマンの書評

題名の通り、高校受験に関する入試にフォーカスした小説です。 // リンク 「入試をぶっ潰す!」 というセンセーショナルな貼り紙が入試前日の教室に貼られ、 そこから、正体不明のネット上の掲示板に書き込みがリアル タイムで行われるという物語。 受ける方…

華麗なる一族 サラリーマンの書評

山崎豊子さんの小説は、大阪が舞台のものが多いです。 しかも自分にとってはなじみのある船場(本町付近)の ことが書いてあります。 昔ながらの商人や町人が生き生きと描かれており、 またその息遣いまでが聞こえてきそうな書きかたを してくれているので、…

催眠 松岡圭祐 サラリーマンの書評

すっかり、松岡圭祐先生の作品にどっぷりしっかり はまってしまいました。 高校事変から始まり、万能鑑定士Q、千里眼、グアムの探偵 そしてこの「催眠」です。 // リンク この先生の作品の土台は、心理学をベースに 化学や歴史、物理、軍事など多岐にわたる…

千里眼 サラリーマンの書評

ふとした表情や、しぐさで自分の感情や 思いを言い当てられるとどきっとしますよね。 癖もそうですが、何らかの定型的な動きを 察知することで、言葉に対しての真贋を見抜く 能力があればどんなにすばらしいか・・。 特に営業という仕事に携わっていると そ…

ボトルネック サラリーマンの書評

パラレルワールドってご存知ですか? Wikipediaによると、、こういう意味です。 ある世界(時空)から分岐し、それに並行して 存在する別の世界(時空)を指す。 // リンク 自分がもし、鏡の向こうの世界にがあり、 全く正反対の自分が存在したり、 性別が逆…

万能鑑定士Q サラリーマンの書評

高校事変の書評を以前書きましたが、 あれ以来、松岡圭祐氏の作風に完全に はまってしまいました。 豊富な知識と、独自の観点から 鋭く時世を皮肉る感じの物語展開は 独特の書きかただと感じます。 // リンク 万能鑑定士Q・・。 よみながら、この主人公は綾…